最近毎日ドタバタで、浮いたり沈んだり、泣いたり笑ったり、凹んだり励まされたりしながらなんとか生きています。
アラフォーがんばります(*`・ω・)ゞ
さてさてそんな中、すっかり旬は過ぎてしまったと思いますが・・・
今更ごめんなさい・・・
嫌な方、掘り返してごめんなさい・・・(今すぐ引き返して!)
先週炎上中と話題だったので、私も見ました。
・・・・はっきり言って、大号泣しました。
このCMが批判されている理由
〇「ワンオペ育児」を賛美している
〇自分の育児と重なってフラッシュバックして辛い(吐きそうなほどに)
〇夫や家族などの協力がないのが当たり前であることを容認している
〇まだ子供がいない世代がこれをみて、「こんなに大変なら子供いらない!」って思うようになる
など・・・
身近な友達もSNSでぶった切りの批判の書き込みをしていたりもしていたし、
完全な否定ではなくとも、何かしらの問題提起がある書き込みがほとんどだった。
例えば、内容自体はリアルな実情を描いていて良いが、最後の一言
「その時間がいつか宝物になる」
というフレーズが間違えているのではないか、ということとか。
私、正直言って、これを見てただただ単純に、感動してしまったんです。
このCM、当時の自分のことを見ているようでした。
私、このCMのまんまだった。
がんばった当時の自分を認めてもらえたようで、すごく嬉しいという気持ちになった。
そして、
「その時間がいつか宝物になる」
私にとっては、そうなんです。
あの時間は、眠れなかったし、トイレも行けなかったし、ごはんもろくに食べられなかったし、お風呂もゆっくり入れなかったし、足腰は痛かったし、仕事で遠方にいる夫に泣きながらどうしようもない文句を言ってたし、一日中泣き続ける娘を抱っこしながら泣きながら実家の母に電話したこともあったけど、
今振り返ってみても、紛れもなく、あの時間は私にとって「宝物」なんです。
絶対に忘れたくない時間なんです。
当時から、大変だ大変だって周りに愚痴をこぼしつつ、「いつか笑い話になるよ」って言われながらがんばった。
3年経った今、それが本当に笑い話になってる。
今自分がある程度余裕を持って子育てできているのは(もちろん今でも余裕しゃくしゃくなわけではないですが)、あの時間があったからだって、胸を張って言える。
と、思っていた。今までは。
でも今回のCMの炎上で、私は間違えているのかな?って感じてしまって。
このCMの問題点を、私は心底理解できていない。
私は「ワンオペ育児」を賛美しているのか?
私は「これが母親のあるべき姿」だと思っているのか?
私は社会に対して問題提起のできない「日本をダメにする人間」なのか?
そしてこのCMに関する批判の数々を読むことで、私と娘のかけがえのないあの「宝物」だったと思っている大切な時間を、全否定されてしまったような気がした。
とても悲しい気持ちになった。
また、「あの時の自分頑張った!」「偉かったぞ自分!」
って思う気持ちは、いやらしいエゴな気持ちなのかな。
という風にも感じてしまった。
このCMの批判に上がっている理由に関しては、どれもこれも納得がいくものばかりで説得力があります。
それに対して反論はなくて。
育児ノイローゼになってしまった人、なりかけた人にとっては、このCMは本当に酷でしょう。
でも、「誰も得しない」っていう意見は、違うと思う。
少なくとも、私は救われたんだ。
どんなに周りが最善を尽くしてくれても、「ワンオペ育児」になってしまうという現実はあると思うんです。
うちの場合は、まさにそう。
夫は、気質としてはいわゆる「イクメン」タイプだと思う。
でも仕事してもらわないと、私も子供も、生活していけないんです。
夫の仕事は特殊で、月に1回か多くて2回(週末)しか帰ってくることができない。
生まれたばかりの愛する子供と、生まれてからたった1週間で離ればなれになってしまわなければならなかったこと、毎回数週間ぶりに会うたびにどんどん成長していってしまい成長の過程を見ることができないということは、彼にとってもかなり酷な話なんです。
会社にどうにかしろよと言っても、どうにもならない事情もあるし、だったら辞めちまえ、と言えるほど単純な話ではないんです。
私の実家は飛行機で行かなければならない距離だから簡単に頼ることはできないし、
夫の実家は同じ市内なので結果的に義母にかなりお世話になったわけなのですが、
だからと言って仕事をしている義母に毎日来てもらうというわけにもいかないし、
それでも週に2~3回くらいは仕事終わりに来てもらっていたのですが、車が運転できず公共の交通機関で来るのがかなり遠回りになるややこしい位置関係だったので、毎回タクシーで来てもらっていたため、かかったお金も計算するのが恐ろしいくらいの金額だったと思います。。。
でもそれくらいの無理をしてもらわないと、助けを得ることができないという事情がある人もいるんです。
夫婦とも実家が遠くて、完全に両親の協力が得られないという人も、沢山いると思います。
近くにいても、事情があって協力を得られない人もいると思う。
それに比べれば、私はまだましだったのかもしれません。
単純に、「周りの人もっと助けてやれよ!」「国が、社会が」と言われても、そうはならないどうしようもない事情がある人が、私以外にも沢山いると思うんです。。
ムーニーのCMと真反対であると絶賛されている、パンパースのCM。
本当に、素晴らしい美しいCMだと思います。
素直に感動するし、こんな美しい世の中であってほしいと思う。
ただ、
正直、私は、もしこのパンパースのCMを、あの辛い「ワンオペ育児」の真っ最中に見ていたら、落ち込んでいたと思う。
自分の状況とあまりにもかけ離れている素晴らしい美しい「理想」の世界を目の当たりにして、「なぜ自分だけ」と、さらに追い詰められていたことと思うんです。
でも、そういった内容の批判は、このCMに関しては見かけないですよね。。(少なくとも私は見ていない)
そんな風に思うの、私だけなのかな・・・?
なんだか、今回のムーニーのCM炎上の一件で、本当にいろいろ考えさせられました。
社会全体が、子育てに対してもっともっと協力的になってほしい!という気持ちは強く持っているつもりなのだけど。。
でもこのムーニーのCMを批判できない私は、日本をダメにする残念な大人のひとりなのかなと。
このCMを批判できないこと自体が、恥ずかしいことのような気すらしてしまい。
このことは、ひっそりと心に留めておこう、と思ったのですが、うーん。
いろんな考えがあるうちの一つとして、誰かに聞いてもらいたい、という気持ちも出てきて。
もしかしたら、同じような考えを持っていて共感してくれる人もいるかもしれない、という淡い期待もあり。
でもわからない。
こんな風に書くことで、「私頑張った自慢」「ウザい」という風に捉える人もいるだろうし・・・まぁそれはいいんですが、
もし、今現在すごく頑張って0歳児育児をしている人が、「私もっと頑張らないとダメなんだ」って思ってしまう人がいたとしたら・・
そんな風に追い詰めることになってしまう可能性もあるのかなと・・・
今十分頑張ってる人、それ以上頑張らないでくださいね。
それだけは、本当にお願いです。
批判があるのは承知で書きましたので、批判コメントは受け付けません、ごめんなさい!!!
また、本来「ワンオペ育児」という言葉自体に抵抗があるのですが、今回は文章中であえてこの言葉を使いました。
インテリア関係なくてすみません!
次回からいつも通りの記事を書きます(´▽`)
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